剧情简介:日本の伝統医学の発展を決定的に方向づけたのは中国医学の受容である。その基礎概念-気血・陰陽・五臓六腑など-を考えても、また湯液・鍼・灸などの治療法をみても、中国医学の絶大な影響が明白である。しかし、この中国から輸入した概念や技法で築き上げられた日本の医学は、けっして中国医学と同一のものにはならなかった。五行循環のような、中国の医者たちが重んじたパラダイムは、日本では比較的軽視され、逆に、腹診のような、中国では周辺的な技法が、日本では欠かせない診断法になった。この二例が示すように、日中の医学を丁寧に比べてゆくと微妙な「ずれ」-重点の移動-が随所に窺える。こうした重点移動の文化・社会的背景と歴史的変遷を考究するのが、一九九四年から一九九七年にかけて国際日本文化研究センターで行った共同研究「歴史の中の病と医学-日本を中心に」の主たる目的であった。本書はその...(展开全部)
作者:山田 慶児
出版社:思文閣出版
ISBN:9784784209385