剧情简介:【本書より】(抜粋) 本書は書翰文、つまり用事などをしるして、他人におくる手紙の文章について論じたものである。 ふつう、書翰はなんらかの具体的な用件があって、それを相手に伝達するためにかかれる。それゆえ、用件がつたわりさえすれば、その書翰は用ずみとなり、やがては廃棄されることだろう。大事件にかかわるならしらず、通常の用件であれば、用ずみの書翰が珍重され、後世につたわってゆくことはありえない。それが書翰文の宿命であり、だからこそ実用文とみなされてきたのである。ふるい中国でも、それはおなじだった。 ところが、本書がとりあげる六朝期になると、具体的な用件にとぼしいかわりに、むやみに文飾がおおい書翰文が発生してきた。賦のごとき彫琢をほどこした書翰、華麗な山水の描写で終始した書翰などがそれだ。それらは、用件のとぼしさに反比例するかのように、修辞をこらした美文で...(展开全部)
作者:福井佳夫
出版社:汲古書院
ISBN:9784762966514