剧情简介:【序章 明清搶糧搶米研究の課題と方法】より 本書は明清時代の中国における食糧騒擾を中心とし、関連する諸問題を考察するものである。日本語では、食糧をめぐる民衆の異議申し立ては、米騒動と称するのが最も一般的である。日本語の米騒動に対応する中国語は搶米(そうまい)となる。搶は「奪う・略奪する」という意味であり、搶米とは他人の米穀を承諾なしに自己のものにしようとする行為、及びそこから派生する騒擾・紛争である。広大な大地を擁する中国大陸は地理的には、秦嶺―淮河線を境界として北方と南方に区分される。秦嶺―淮河線は年間降水量一〇〇〇ミリメートルの境界でもある。畑作地帯の北方は麦粟等の雑糧を栽培し、主食は小麦の粉食である。一方、南方は稲作地帯で米の粒食と、食糧事情も大きく二分される。それゆえ、搶米で全中国の食糧騒擾を表記することは適切ではなく、本書においては、北方の...(展开全部)
作者:堀地明
出版社:汲古書院
ISBN:9784762925979