剧情简介:本書は明代遼東鎮に視座を置いて、明代中国の内外関係である宗藩関係・朝貢一元体制を朝鮮王朝との関係から解析し、いかに外交というものが構造的に辺疆防衛体制に組み込まれていたかについて解明することを意図したものである。 本書は二部構成になっており、第Ⅰ部 明代遼東鎮の構造では遼東鎮の支配構造の解明に取り組み、第一章 明代遼東統治体制においては、明朝が遼東を支配するに至った経緯を検討し、第二章 遼東巡按においては、遼東鎮統治に大きな役割を果たした巡按監察御史の山東との関係を検討し、第三章 遼東守巡道においては、巡按監察御史のもとで監察業務に当たった分守道・分巡道を検討した。第四章 遼東馬市信牌檔考においては、『中国明朝檔案総匯』『明代遼東檔案匯編』所収「遼東檔案」の分析上の問題点を、「遼東馬市信牌檔」に絞って明らかにし、第五章 遼東馬市檔案考においては、遼東...(展开全部)
作者:荷見守義
出版社:汲古書院
ISBN:9784762960123