親子と恋人・愛人の関係が錯綜する、複雑な男女の数十年に及ぶストーリー。このため、本作品では一人を主演とせず、宮本真希・高橋かおり・保阪尚希（以上親世代）・黒川芽以・阿部進之介・河合龍之介（以上子世代）の6名を同時主演とする。

親子と恋人・愛人の関係が錯綜する、複雑な男女の数十年に及ぶストーリー。このため、本作品では一人を主演とせず、宮本真希・高橋かおり・保阪尚希（以上親世代）・黒川芽以・阿部進之介・河合龍之介（以上子世代）の6名を同時主演とする。

伴 次郎は銀座で貧乏暮らしをしながら画家を目指す青年。同居する音楽家志望の宮本修二の曲に詞をつけて口ずさむ。次郎の恋人秋田久子は銀座高級洋装店のお針子。次郎との結婚を望んでいたが、次郎が美術会社の就職を蹴ったのに落胆し別れを告げる。次郎は久子のため就職を決意。二人は次郎の故郷の信州に行くため、新宿駅で待ち合わせるが、久子は車にはねられたあと、姿を消してしまう。次郎は働きながら絵を描き、婦警の関口典子と久子を探し続けた。宮本は音楽をあきらめ、密造酒グループに加わる。ある日、次郎はデパートのアナウンス係をする久子を発見する。しかし彼女は井沢涼子と名乗り、過去の記憶を失っていた。次郎は久子の記憶を取り戻そうと奔走する。次郎の絵の個展が開かれる。宮本は以前次郎が描いた久子の肖像画を買い取っていたが、久子に肖像画を渡し自首する。久子は次郎が口ずさむ「銀座の恋の物語」を聞いて記憶を取り戻す。

大藏

ボーイフレンドとの関係を清算して、故郷の狭山に戻った桃子。ところが家では両親がクサイ芝居に没頭。どうやら“シバイのカラオケ”なるテープの販売で一儲けを企んでいるらしい。一見、夫婦仲がよさそうな彼らだが、夫の孝三は娘と同じ年頃の愛人・令子と、妻の美江は若いつばめ・良治と、ホテルでシコシコ。それぞれ年下のエキスで自分の欲求を満足させていた。そんなある日、博多の叔父さんの紹介という触れ込みで和夫と和子の若夫婦が転がり込んできた。夫婦とはいえ、窓を開け放してSEXに励む彼らに美江はショックを隠せない。しかも和子と桃子は甘美なレズの世界へ。そこへ今度は、令子が孝三を訪ねてやってきた。アッチの方面に敏感な彼女は、和夫と桃子が関係を持つのではと予測。窓に近づき、ふたりの初合体を目撃してしまう。ひとり取り残された感のある美江だったが、彼女にも大事件が勃発。良治が桃子のお見合い相手として現れたのだ。しかもこの若いふたりが意気投合したものだから、家の中はさらに性臭が立ちこめて…。

令和２年７月豪雨水害から復興しつつある熊本県人吉球磨地域。そこに暮らす人々の想いは、川と共に生きていく・・。全国の災害地域でも同じような状況があります。倒れても起き上がる生き様を描くこの映画で、元気を全国に届けたい。

心霊・恐怖映像を多数収録したDVDがメインの怪奇系ムック。DVDは幽霊らしきものや怪奇現象が映りこんでいる映像を中心に、UFOやUMAの映像、狂気の人間が引き起こした事件・奇行の模様などさまざまな恐怖映像全100本(120分)が収録されておりリアルに恐怖度・品質は高い。映像を章立てして分類したり、合間にちょっとしたギャグ的な映像を織り交ぜてひと息つけるようにするなど構成も練られており、2時間の長さを感じさせない。書籍本体はDVD収録映像の紹介記事が主たるものだが、DVD未収録の書籍単体の記事としては「芸人鳥居みゆきのブレイク前のインタビュー」「怨念地図シリーズ突如廃刊の真相」「机9文字事件」「呪われたテレビCM」などが収録されている。しかしこれらはDVDと比較してやや充実度・恐怖度では劣る印象で、やはりこの本はDVDメインで捉えるべきだろう。心霊・怪奇ものばかりを扱っているわけではないが、映像には心霊現象と思わしきものも多数収録されているため、心霊・怪奇ファンにもお薦め。価格も手ごろで、値段以上の恐怖を味わえることは必至だろう。

恐怖映像満載のDVDが付属した怪奇系ムックのシリーズ第2弾。内容的には前作と同じで、世界各地から集めた恐怖系・怪奇系の映像100本を収録したDVD(120分)がメインとなっている。映像の内容は心霊現象・UFO・UMA・事故・奇行・サイコ映像など今回も多岐に渡っており、今回も恐怖度の高い映像が多数収められている。書籍本編はDVD収録の映像紹介の記事が中心だが、書籍本体のみ収録の記事は「だるま女殺人事件解析」「幽霊探知機開発者インタビュー」「幽体離脱指南」「幽霊物件裁判の真相」「飯島愛怪死の真相」「心霊本クロニクル」などこちらもバラエティに富んだ内容となっている。全体通して内容的には充実しているが、恐怖度・インパクトの面では前作より若干劣るとの印象。第1弾ほどではないものの、今回も細かい誤植が多く見られるのはマイナス点。怪奇ムックとしては合格点で、心霊・怪奇ものが好きな方にはお薦め。