2009日本剧情·悬疑
警視庁捜査一課の十津川警部(高橋英樹)と亀井刑事(愛川欽也)は、西本刑事(森本レオ)から一葉のハガキを見せられる。それは彼の兄の誠治(小野寺昭)から届いたもので、温泉めぐりを楽しんでいるという内容だった。西本によると、誠治は三年前に妻を亡くし、今は独り身という。秋田県大湯温泉で投函されたそのハガキには、旅先で三宅文子(結城しのぶ)という素敵な未亡人と知り合い、一緒に旅をすることになったと記されていた。その夜、十津川の妻・直子(浅野ゆう子)は、自宅近くの路上で女性が倒れているのを目撃する。近くにいた学生の話では、その女性はひき逃げに遭ったという。突然ライトを消した車が彼女めがけて突っ込んできたというのだ。どうやら、その女性の命を狙っての犯行だったらしい。幸いその女性・朝倉多紀(大路恵美)はかすり傷を負った程度だった。そこで直子は、多紀を近くの交番に連れて行き警官に事情を説明した。多紀は自分は弁護士だと名乗り、命を狙われるような心当たりはまったくないと言い切ったのだった。一週間後、青森発秋田行きの奥羽線特急『かもしか2号』が、終着秋田に到着したとき、車内で首を絞められた女性客の死体が発見される。死体は三宅文子だった。その夜、東京の誠治の自宅で、誠治が首を吊って自殺を図り、意識不明のまま救急車で病院に運ばれるという騒ぎが発生する。病院へ駆けつけた西本は、意識不明の兄・誠治を発見したのは、彼を訪ねてきた秋田県警の刑事だと知る。その刑事・北山(潮哲也)によると、誠治には文子殺害の容疑がかかっているという。西本宛に書かれた誠治の遺書も見つかり、それには、私は大変なことをしてしまった。死んでお詫びすると記されてあった。