◆谷川俊太郎さん、推薦! 1 「コマツさんは詩のチルドレンと遊んでいます、 その国の住民はみんなとってもキュートです。」 すべてがとても新鮮で、どこかとても懐かしい―― 新鋭コマツシンヤが贈る、心ときめくフルカラーマンガ作品集! ◆海辺の街に住む少女・海辺リサの周りは、いつも不思議で素敵なできごとがいっぱい。 浜辺に流れ着いたへんてこなバイオリン、うっかり空から落ちてきたゴーグルの少年、蜃気楼の彼方に浮かぶ幻の都市……。 清涼なイメージがソーダ水のようにはじける表題作『8月のソーダ水』、そして「高知新聞」に連載されたナンセンスユーモアマンガ『うわのそらが丘より』を収録!

17世紀前半、パリから270キロ南西の地方都市ルーダンで起きた、かの有名な悪魔憑き事件。数多の小説や映画の素材とされてきたこの史実を前に、私たちは一様にこう問うことだろう――悪魔は本当に現れたのか? 神学者=歴史家である著者ミシェル・ド・セルトーは、厖大な量の原資料(裁判調書、医師の報告書、神学的調書、政治的パンフレット、関係者の書簡、新聞、風刺文書、回想記・・・)を此岸に足を据えた冷静なまなざしで読み込み、言説と資料を並置する周到な構成で、集団憑依事件の「真実」を浮かび上がらせてゆく。 そこに出現するのは、修道院、街、国を舞台に、憑依者=修道院長デ・ザンジュ、魔法使い=主任司祭グランディエ、裁き手=男爵ローバルドモン、悪魔祓い師=神父シュランを主要登場人物として演じられる、悪魔劇というスペクタクルだ。 この「ルーダン劇場」において露になる《性》《秩...(展开全部)

寺嶋 裕二 出身:香川県、血液型:O型、デビュー 1999年「マガジンFRESH」夏号『メンバー』、受賞歴:第62回新人漫画賞・佳作、コミックス:『GIANT STEP』全4巻、『ダイヤのA』1~9巻(以下続刊)。『ダイヤのA』で第53回小学館漫画賞・少年向け部門を受賞。

解釈学とは何か、地平の融合とは？日本初のガダマー哲学の解説書。 ●ガダマー（Hans-Georg Gadamer 1990-） ドイツの哲学者。マールブルク大学、ライプチヒ大学、フランクフルト大学、ハイデルベルク大学の教授を歴任。ハイデガーの影響をうけつつ、やがて独自の「哲学的解釈学」を築き上げ、現代思想に大きな影響を与えた。主著に、『心理と方法──哲学的解釈学の要綱』がある。 地平の融合（Horizontverschmelzung） わたしたち人間は、いつもすでに、ある特定の文化＝伝統のなかに帰属しており、一定の先入見のなかに投げ込まれている。先入見は、わたしたちがものを見、考えることを可能にする地平である。いかなる理解も、つねに先入見から出発せざるをえない。しかし、わたしたちは過去の真理要求に耳を傾けようとする。過去を理解するということは、過去の...(展开全部)

「オレたちは住む世界が違いすぎるんだ」 裏社会の美しき実力者・浅見とフリーカメラマン・秋仁。心をとらえて離さない存在・・・しかし立場も生き方も違いすぎると悟った二人は！？ 描き下ろしマンガを収録した初回限定小冊子付き！ １００万部突破の超人気シリーズ、遂に待望の新刊登場！！

「分身のような双子の弟を殺しました」臨床犯罪学者・火村英生に、電話の男は突然告白した。そして翌日、死体は発見された。弟に加え兄の撲殺体までも…。透徹した論理で犯人を暴く表題作はじめ、推理作家・有栖川有栖の夜ごとの怪夢を描く異色作と、神話のふるさと淡路島で火村を待ち受ける奇天烈な金満家殺人事件。

累計240万部突破の姫川玲子シリーズ、待望の最新長編! 「あなた、ブルーマーダーを知ってる? この街を牛耳っている、怪物のことよ」──。 謎めいた連続殺人事件。 殺意は、刑事たちにも牙をむきはじめる。 1月に映画公開も控える超人気シリーズ、緊迫の新展開!

「わたしがおかあさんになってあげるね」三ばのひよこをたいせつにそだてはじめたソーニャ。ひよこたちはやがてりっぱなめんどりになりました。ところがあるさむいよる、とりごやからおそろしいものおとがして…。絵本の世界的新人賞、キーツ賞受賞。

“軍艦島"を舞台に描く異次元のバトル。 「サスペンスたっぷりの 知的ゲーム小説」 ――評論家・大森望氏(『週刊新潮』書評より) 「戦え。戦い続けろ」将棋プロ棋士の卵・塚田は、赤い異形の戦士と化した十七人の仲間と共に、闇の中で目覚めた。謎の廃墟を舞台に開始された青い軍団との闘い。敵として生き返る「駒」、戦果に応じた強力化など、奇妙なルールのもと、現実世界との繋がりが見えぬまま続く七番勝負。それは、まるで異次元の将棋だった。頭脳戦、心理戦、そして奇襲戦。コンクリートの要塞“軍艦島"で繰り広げられる地獄のバトル。これは神の仕掛けか、悪魔の所業か。エンターテインメント界の鬼才が、圧巻の世界観で贈る最強長編!