赤ずきんちゃん、うさぎとかめ、みにくいあひるの子、そしてショウガパンぼうやなどの昔話が、おなじみのストーリーとは、ちょっと違った内容で登場します。当代人気のパロディ作家と画家によるお茶目な昔話絵本。

パン屋さん、豆腐屋さん、八百屋さん…。いろんなおみせでかいものしよう！　おみせのどこかにある、どんぐりとなぞの招待状も探してみてね。巻末に「おみせやさんでくださいな！」の楽譜あり。

＜収録作品＞ ▪︎「ひまわりと加瀬さん。」 高二の夏、少し仲良くなったある日、鉢植えの移動を加瀬さんが手伝ってくれて……。 ▪︎「クリスマスと加瀬さん。」 加瀬さんの気持ちが逸る高三のクリスマスイブ、塾帰りの山田と待ち合わせた加瀬さんが向かった先は? ▪︎「粉雪と加瀬さん。」 卒業間近、加瀬さんとの思い出をカメラに収めようとする山田。突然思いがこみ上げてきて……。 ▪︎「手袋と加瀬さん。」 受験当日、不安気持ちでいっぱいの山田をあたためてくれたのは加瀬さんの手袋でした。 ▪︎「さくらと加瀬さん。」 上京して初めて山田の家にやってきた加瀬さん。ふたりの距離が一層近づきましたーー。 ▪︎「ライバルと加瀬さん。」 加瀬さんにライバル出現？ ドキドキが止まらない、きらめく青春ダイアリー最新刊！

農場の馬や牛、ぶたやおんどりが誘いにきても、くもさんは返事もせずに、せっせと巣づくり。浮きでた巣にさわって楽しめる絵本。

さくらほいくえんにはこわいものが二つあります。ひとつはおしいれで、もうひとつはねずみばあさんです。ある日、いたずらをやめなかったさとしとあきらは…。

まあすてき。絹のスカーフに仕立てたいわ。 きっとわたしに似合うと思うの。ありがとう、ちくまさん。 ――高野文子さん、感激! ちくまさんは今日も世のため人のため、不思議な仕事の数々を、元気に明るくがんばります! PR誌「ちくま」の表紙を飾ったイラストレーションとマンガの好評連載が、オールカラーで待望の書籍化。

「しきぶとんさんかけぶとんさんまくらさんあさまでよろしくおねがいしますあれこれいろいろたのみます」……夜、眠りにつく前のひととき。男の子はぐっすり眠れますようにと、しきぶとん、かけぶとん、まくら、の寝具たちにそっとお願いをします。彼らは「まかせろまかせろおれにまかせろ」と男の子を優しく、暖かく、包み込んでくれるのでした。漫画家・高野文子が子どもたちにおくる、お休みなさいの絵本。

この本には、誰の心にも必ずある「不安」と「寂しさ」と友だちになるために役に立つ考え方や思い、上手な付き合い方が書かれています。

ねずみくんは、ねみちゃんに、木になった赤い実をとってほしいとたのまれました。 でも、ねずみくんはこまってしまいます。木にのぼれないのです。たかいところがこわいのです。ねみちゃんは、「ねずみくんは、いくじなしね！」と言ってどこかへ行ってしまいました。 そこへぞうさんがやってきました。ぞうさんは、たかいところでもへいきだし、ちからもつよいし、こわいものもないし、おいしいものもいっぱいたべられる・・・ ぞうさんは、いいなぁ。ねずみくんは、ぞうさんがうらやましくてたまりません。 でも、そんなねずみくんにも、だれにもまけない、とってもすてきなところがあるんです。

きむずかしいドワーフじいさんが、いえをつくることになりました。ところがつぎつぎにどうぶつたちがやってきて、「てつだうから、ぼくのへやもつくってよ!」というのです…