本作は、同じ時間軸を3つの視点から描くクライムエンタテインメント。IT企業の警備員として働く高島誠人は、父が残した多額の借金を知らぬ間に相続し返済に追われていた。恋人へのプロポーズを控えた誠人は、知人の桝井から「勤め先の機密データを持ち出せば100万円を払う」という依頼を受けることに。しかし、そのデータが超高精度の“AI株価予想プログラム”だと気付き、報酬の増額を要求。これに激怒した桝井は誠人の妹を誘拐し、データとの交換を迫る。誠人が妹を助けるため指定場所へ向かうと、そこには桝井の遺体が転がっていた。物語は誠人がデータを持ち出す前に遡ると、データをめぐり交錯するさまざまな思惑や、誠人を取り巻く人物たちの本性が明らかになっていく。

セーラー忍者のアオイとミヤは、悪の忍者集団凶魔一族と日々激しい戦いを繰り広げていた。だがある日、凶魔一族は女吸血鬼カミューラによって支配されてしまう。次にセーラー忍者を支配しようと考えたカミューラは、凶魔一族の首領甲焚を使って、アオイとミヤを罠にかけ、ミヤの血を吸って吸血鬼にすることでシモベにすることに成功する。そして続いてアオイも血を吸うのだが…。

アングラ劇団を主宰する演出家兼俳優の士朗。公演のチケットの売れ行きは上々だが、製作費用がかさみ、金欠状態。そこは、芝居が下手だが裕福な実家をもつ公彦が頼りだった。頼られる公彦もまんざらではない。しかし、士朗が大道具の三四郎・主役の圭と絡む姿を目撃し、ショックを受ける公彦。その後姿を消した公彦が自らを主演に据えた『カルメン』の台本を多額の持参金とともに持ち込んできたが…。

1991年1月9日～3月27日にテレビ東京系列で放送されたテレビドラマである。

レンタルビデオ店でバイトに励む大学生の達哉。そしてバイリンガル・ボーイの純一。二人は大親友だが、あるとき純一は1年前に引退した七瀬まりものアダルトビデオの画面から不思議な声を聞く。彼女の助けを求めるメッセージか？純一の話を聞いてあ然とする達 　　哉。しかし、そこから幻のAV女優を探す日々が始まる。

公安調査庁の極秘期間PITに所属する諜報員「美七」はアフリカ親善大使の宝石を盗んだ犯罪組織鳥羽組からダイヤを奪い返すために幹部の愛人になりすましダイヤを奪還する。しかしそれは鳥羽組の内通者が仕掛けた罠だったのだ。監禁された美七はダイヤのありかを聞き出すために屈辱的な身体検査を受ける事に…。その後、美七は色仕掛けで見張りを倒し、内通者の須藤を捕まえるが本部の裏切りに失望した美七は、PITをやめる事を決意する。しかし、局員の情報を敵国に売り国外逃亡した、かつての恩師「琢磨」の居場所を突き止めた本部は、最後の任務として琢磨暗殺を美七に命じる。琢磨の裏切りによってチームの半分を失った過去を持つ美七は、復讐に燃えて琢磨のいる犯罪組織クーロンのアジトに侵入するが、そこには恐るべき罠が仕掛けられていた…。

・・・YBSAS。それは多様化する２２世紀型犯罪から女性を守るために開発された防御機構。 薄い特殊生地が皮膚に密着することにより装着者本人の汗などからＤＮＡ情報を吸収し、 イメージ通りの装甲に姿を変える人工皮膚の総称である。今は亡き父親からその研究を 引き継いだ研究員・麻生水青（マオ）。そして研究所のマドンナ的存在でもある先輩 研究員・篠木沙希（サキ）。完成したばかりのイブサスを発表する試着会の日、事件は起こる。 スポットライトを浴びて颯爽とイブサスを披露する沙希が突如暴走を始めたのだ！！そして こともあろうに事態収拾を命じられたのは内気な水青。今まで沙希に群がっていた男性研究員たちは 一斉に水青を応援し始める。嫉妬の炎を燃やしはじめる沙希。ついにイブサスの盲点をついた沙希の陰湿な攻撃が始まる。 男たちの視線の中、次々と消失してゆく水青のコスチューム。さらに水青のイブサスを完全に消失しようとする毒液が 全身に滴る。サディスティックに執拗な沙希が水青を襲う！！事件の闇を牛耳る保安部長・本間。 罠に堕ちてゆく所長・沙々羅。複雑に絡み合う４人の熱き吐息！！ 「私たちのYBSASは、絶対に葬らせはしない！！」 どうする水青！？残された時間とコスチュームは、もう残りわずかだッ！