現実と虚構の狭間で連続殺人事件に巻き込まれていく女性の旅路を描き、物語における主人公の本質に迫った空想連続活劇。 　　久坂部碧は幻影に囚われていた。それは光あふれる教室の窓辺で本を読む青年と「漣聖司」と書かれた檸檬色の栞で、いずれも碧には見覚えがない。しかし碧は突如として、漣聖司と架空犯罪調査局をめぐる連続殺人事件に巻き込まれてしまう。現実と虚構の狭間で事件は次第にエスカレートし、やがてひとつの真実にたどり着く。

普段は女子高生の太田奈々子、玉城沙織、有家智香は、土日祝祭日だけ悪と戦うスーパーヒロイン。秘密刑事ユニット、ジャスティートレフォイルとして悪人を捕まえていた３人に怪盗アゲハから挑戦状が届く。３人は、怪盗アゲハの挑発に乗り捕まえに向かうのだが、それは秘密刑事に恨みを持つ怪盗アゲハの罠だった。アゲハの罠に嵌り沙織が捕まってしまう。基地に戻った奈々子と智香は、同じく秘密刑事のシャムロックに激しくののしられる。一方、アゲハに捕らえられた沙織は、激しい尋問を受けていた。沙織は、尋問に耐えながらもアゲハから秘密刑事への尋常じゃない激しい憎しみを感じてその理由を問いかける。するとアゲハは話をし始め、それはなんと・・・ジャスティートレフォイルの本当の敵は一体何者なのか？そして、最期の黒幕は・・・三人三色の力を合わせ、週末限定で正義を守るスーパーヒロイン！！今こそ悪を打ち倒すのだ！！