导演:張東翼
【序章より】(抜粋) この本は、十三世紀後半から十四世紀後半までの約一世紀における北東アジアの歴史、とりわけ大元モンゴル国と高麗および日本両国の間で行われた政治的・文化的交流に焦点をあて、新しい資料の収拾と分析に重点を置きつつ論述したものである。 第一部「モンゴル・高麗・日本に関聯する新しい古文書資料」 大元モンゴル国が北東アジアで強い影響力を及ぼしている時期に、作られた外交関係の古文献について、筆者は近年きわめて有益な幾つかの根本資料を発見ないし再発見したが、それらを集中的に分析する。第一章「一二六九年大蒙古国中書省牒と日本側の対応」は、一二六九年(至元六、元宗十、文永六)六月、「大蒙古国」の中書省が高麗を経由して、日本国王(天皇)に発送した牒の内容とこれに対する日本側の反応を分析したものである。このモンゴル中書省の牒はそれと関連して発給された高麗...(展开全部)