2008
导演:たかはし じゅんいち
この写真集では人形の妻を持つ人形作家の伽羅の作品を、ニューヨークで人を撮り続ける写真家たかはしじゅんいちが撮りおろした。人形というものを、そこに込められた日本の美や独特の精神性、アニミズムを見つめながら、さらに写真家としての技術提示を投げ掛けている。また、撮影された人形も、魂が入るという感覚の元、失われつつある日本の美に強いこだわりを持ったものが多い。人形には民衆が着物を着ていた時代(明治・大正・戦前)の物を使用し、日本人形に用いられている伝統的な塗装技術も取り入れられている。伽羅の作品、球体関節人形はその名のとおり体の関節に球体を入れることによって、自由な動きを可能にした人形のことである。伝統的な人形技法を現代美術に転換させたのはハンスベルメールであるが、これを独自に展開させていったのは日本における特徴と言えるだろう。そこには、日本人が培った潜在的...(展开全部)