2012
导演:藤野 彪
本論集は第一部藤野彪篇、第二部牧野修二篇の二部構成をとり、牧野修二が編輯した。第一部は藤野彪の モンゴル元朝史に関する全論考五篇を以て、第二部は牧野修二の同史に関する全論考十二篇(但し「元代勾當官の体系的研究、大明堂刊」を除く)も以て構成される。 【本書 より】(抜粋) 本論集発刊の目的は藤野彪先生の東洋史学特にモンゴル元朝時代史研究の業績を顕彰し、また恩師の羇尾に附して牧野修二の諸論考を纏め、併せて以て斯界における些の便宜を計らんとするにある。諸賢の御批正を期待する一方、僅かでも本書に利用価値を見出していただけるならば、編者の喜びこれに過ぐるものはない。藤野彪「元代遷轉法について」はいわゆるモンゴル元朝史分野を扱う本論集の根幹である。それを承けた牧野修二「元代の昇官規定―特に漢南人路府州縣官の場合―」は第二部の要である。本書はこの両論を結ぶ線を縦軸...(展开全部)