导演:本村 凌二
ここには、人間の経験のすべてがある 最初の世界帝国を支えた父祖の遺風と民衆の熱気 前753年の建国神話に起源をさかのぼる都市国家は、なぜ地中海を覆う大帝国を築くことができたか。熱狂的な共和政ファシズム、宿敵カルタゴを破った「父祖の遺風」など興隆の秘密を説き明かし、多神教から一神教への古代社会の変貌と帝国の群像を描く。 ■イタリアの小さな都市国家を世界帝国にまで発展させた原動力とは? 伝説によると前753年に建国された都市国家ローマは、当初エトルリア人の王に支配されていました。しかし傲慢な王の追放後は、長老の集まりである元老院と民衆による共和政が確立されます。「多数の王者の集まり」の如き元老院が豊富な経験をもとに議論し決めた国策を、異民族撃退の熱気に溢れた民衆が全力で完遂する、「共和制」と「ファシズム」の合体こそローマ拡大の原動力だったのです。 ■最大...(展开全部)