2008
导演:東野圭吾
ガリレオシリーズとしては初の長編となるため、期待の大きさも一層のものがありましたが、得られた感動はそれを上回りました。 湯川学が初めて登場した『探偵ガリレオ』は、東野圭吾さんが、「自分の持っている理系の知識を駆使して小説を書いてみたいと思っていた(著者の一言コメントより)」事から誕生した連作短編集です。科学にはとんと無縁な脳には、ただあんぐりとするばかりの世界が広がりましたが、分かり易い表現に助けられて、面白楽しく読み進める事ができました。 続く『予知夢』では難度が幾分か引き下げられ、「オカルトを暴く」という事がテーマになりました。こちらも、興味深い話題に心躍らせながら、ページをめくって行きました。 『容疑者Xの献身』では、前二作の核をなした「科学」は登場しません。「天才数学者」と称された男性を中心に展開する物語だからです。 その代わり―、という表現...(展开全部)