导演:カール・シュミット
「政治的活動がはじまるところで政治的ロマン主義は終わる」ナチスへの道筋か、辛辣な批判か。全体主義を考える必須の書。 「主観的機会原因論は自由な創造性の小さな島を見つけることができるが、 しかしここですらも、無意識のうちに最も身近で最も強力な勢力に服従している。 そして単なるオッカジオネルなものとして見られた現在に対するその優越性はきわめて皮肉な逆転を蒙らされる。 ロマン的なるもののすべては他のさまざまの非ロマン的なエネルギーに仕え、 定義や決断に超然としているというその態度は一転して、他者の力、他者の決断に屈従的にかしずくことになるのである。」 シュミットは一筋縄ではいかない思想家だ。 ナチスに協力する一方で、アーレントやアガンベンらに影響を与え、その理論は政治を考える方法に決定的な変更を迫る。 本書は、ワイマール共和政の「決断なき政治」を痛烈に批判...(展开全部)