現代日本の思想が当面する問題は何か．その日本的特質はどこにあり，何に由来するものなのか．日本人の内面生活における思想の入りこみかた，それらの相互関係を構造的な視角から追求していくことによって，新しい時代の思想を創造するために，いかなる方法意識が必要であるかを問う．日本の思想のありかたを浮き彫りにした文明論的考察．

軍事大国から、敗戦を経て経済大国へ。そしてその破綻による閉塞感。このような歴史を背負いつつ、百余年にわたる日本の近代は、思想においてどのような経験を重ねてきたのでしょうか。そして、過去からの声として、何が日本社会のいまにつよく響いているのでしょうか。日本、マイノリティー、日常性、人類という四つの主題を軸に日本の近代が経験してきた思想の情景を描き出し、その思想的意味を探った一冊です。

紀伊國屋2015本屋大賞讀者票選人文書 一本從古代、中世、近世、近代、現代角度，掌握日本從古至今最具代表性的思想 細查過去的選擇與受容，思考如何在過去的積累上建構未來，正是日本思想的課題 揭舉從古代至現代之代表性的思想、思想家以及思想性的作品，著眼於共性基礎的思想史 日本為何有那麼多認真的職人，嚴守自己的崗位做出令人讚嘆的作品？ 日本人面對天災為何總能冷靜自處，並在災後迅速復原？ 讓日本人自己來告訴你，他們究竟在想些什麼！ 日本思想史學者清水正之帶我們逐一檢視日本每個時期的重要思想，從古代到現代，全面了解這個國家的思維方式。他試圖告訴我們的是，願意接受外國宗教與哲學的日本人，其思想的底蘊為何？ 這個國家的人們選擇性地接受外部思想，並提出了「什麼是人」的問題。這種思維模式是基於什麼樣的文化背景？為了不淪於意識型態的歷史與探索，有必要同時從日本國內與國外...(展开全部)

★纪伊国屋2015本屋大赏读者票选人文书 ★首部涵盖日本思想史全貌的通史著作。 ★日本高校思想史研究教材，具有权威性。 ▶编辑推荐 ◎从遣唐使到朱熹、王阳明，日本一直被中国文化深刻地影响着。但是在近代“黑船来航”后，日本却选择接受西方文化，实施明治维新，迅速崛起。日本是如何选择接受西方思想，进而成为发达国家的？“菊与刀”的定义准确吗？本书对这一过程进行了分析和探讨。 ◎从一直受外来文化影响，到日本文化（动漫、游戏、文学）输出、影响全世界。日本是怎么做到这一点的？读《日本思想全史》，理解日本人，读懂日本。 ▶内容简介 从遣唐使到黑船来航，再到明治维新。日本始终处于对外来文化的接受和选择之中。日本有自己的思想史吗？或者“日本思想史无通史”？（丸山真男语） 为回答这个问题，日本思想史学者清水正之梳理日本各个时期的思想家、流派、代表作品，从古代到现代，全面了...(展开全部)

太平洋戦争での敗戦以来50有余年，私たち日本人はアジアの中で，また世界の中で一体どのような道を歩んできたのか？　高度経済成長，安保闘争，沖縄，「豊かさ」，管理社会，受験競争，女性，人権などさまざまな側面からこの時代の特徴をえぐり出し，「戦後」，ひいては日本の「近・現代」そのものの意味を根底から問い直す．

美しい四季の移り変わりを表す日本の配色感覚 われわれの祖先は四季折々の彩りに恵まれた豊かな自然の中で、 世界に類を見ない繊細な文化を育んできました。 特に色彩に対する微妙な感覚には、精緻にして大胆、枯淡にして華麗と、独特な優美さがありました。 本書ではそのような「色の美学」を、日本人がもっている独特の美意識である配色をテーマとして探ろうとするものです。 艶やかでヴィヴィッドな「色の世界」を心ゆくまで堪能してください。

「COMIC アレ！」に連載した短編を中心にまとめた作品集。

右翼とは何か?危険なイメージのみが先行し、その実態や主張は報道されることが少ない。明治期から現在にいたる右翼運動の変遷をわかりやすく解説するとともに、頭山満、宮崎滔天、内田良平、北一輝から、赤尾敏、児玉誉士夫、野村秋介まで16人の思想家・運動家について紹介する。グローバリズムとナショナリズム、テロ、自衛隊、憲法…。激動のいまこそ読むべき一冊。

考現学の創始者として知られる今和次郎による日本民家についての簡潔な入門書。大正年間、柳田国男らの手引でおこなった民家調査にもとづいて書かれたものだが、村の人々の日常生活を含めて描きだされた民家の小宇宙は、しみじみとした郷愁に満ちてあたたかい。著書自身によるスケッチを多数収録。