导演:岡 義武
近衛文麿は,昭和十二年以来困難を加える内外情勢に対処すべく三度首相の座についた.が,その内閣は終始軍部に操縦・翻弄され,日本は戦争と破局への道を歩むことになった.本書は,敗戦後に服毒自殺によって戦犯裁判を拒んだこの政治家の性格・思想,その果した役割を明らかにしつつ,政治責任とは何かについての貴重な示唆を与える. 名門に生まれ若くして声望をになった近衛文麿は、日中戦争下、困難の度を加える内外情勢に対処すべく、世の期待を集めて三たび首相の座についた。しかし、その内閣は、終始軍部に操縦され翻弄されてなすすべもなく、日本は戦争と破局への道をつき進むことになった。自らを「運命の児」と称したこの悲劇的政治家の思想と行動を描く。