导演:中村裕一
本書は現行本『荆楚歳時記』の著者を宗懍とするのは「疑問あり」とし、五章に分けて、錯綜する『荆楚歳時記』の著者の問題を扱うものである。第一章は『藝文類聚』に引用する『荆楚記』を採りあげ、『荆楚記』の逸文が、時には現行本の杜公瞻の注記にあることを指摘する。また『舊唐書』経籍志の成立年代を考察し、十世紀以降の『荆楚歳時記』を検討し、十世紀以降において、『荆楚歳時記』は宗懍撰『荆楚歳時記』とされ、現在に至ったことを明らかにする。第二章は『藝文類聚』に引用する七条の『荆楚歳時記』の記事に史料を限定して行論し、七条の記事の中には『玉燭宝典』を引用している記事があり、『玉燭宝典』を引用する『荆楚歳時記』は、宗懍撰『荆楚歳時記』でないから、『藝文類聚』所引の『荆楚歳時記』は、杜公瞻の『荆楚歳時記』であることを明らかにする。第三章は諸文献に引用する『荆楚記』の逸文に検...(展开全部)