导演:王 小林
http://www.kyuko.asia/book/b166008.html 【本書より】(抜粋) 文献学、中でも出典論と考証学は、ある意味で一種の「種明かし」の作業とも言える。これを無味乾燥、無駄な暇つぶしだと見る人もいれば、これに一生を献げる学者も数多くいる。客観的に見れば、「種明かし」は、その一貫して変わらぬ方法と態度でやや時代遅れの印象を与えるかもしれないが、作家論、作品論、とりわけ本文批判においても最もオーソドックスな方法として、流行りの抽象的な概念をひねりまわし、読者を高邁深遠な理論でもって煙に巻くより、遙かに有効であり、説得力のあるものである。無論、作者の知的な営みに参加する快楽をも味わわせてくれる。 本書の内容は、上代から近代までの日中文学の中から四つのテーマを選び、文献学と比較神話学の角度から考察したものである。それぞれ記紀神話、...(展开全部)