导演:潘 洵 著
1938年より44年までの間,日本軍は戦時首都である重慶及び周辺地域に対し,6年10カ月にわたる戦略的無差別爆撃を行い,5万人を超える死傷者と,多くの財産を損失させた.その事実は東京裁判で裁かれることはなく,長く忘却されてきた.未公開だった中国側の膨大な史料に依拠し,立体的で正確な事実が白日のもとに晒される. ■編集部からのメッセージ 侵略の鉄証を見せつけられてどう言い繕うこともできない 南京虐殺や731部隊の細菌戦についてはある程度の知識はあったが,当時首都がおかれていた重慶に対する無差別空爆については,よく知らないままでいた.本書を通して,これほど計画的で,長期にわたる攻撃が,いかに甚大な犠牲をもたらしたかについて,疑う余地のない事実を次から次へと突きつけられて,茫然としている. 証拠物件がとてつもない.現地の文書館が収蔵している国民党軍が日々調...(展开全部)