1953日本喜剧
导演:千叶泰树 Yasuki Chiba
演员:有马稻子 三船敏郎 杉村春子
東京化学の女事務員藤野節子さんは、若いくせにお茶がすきな同僚の日立一平君、人呼んで弁慶さんと仲よかった。男女同権をたてにとった女事務員仲間のお茶くみストが始まっても、彼女は変りなく、弁慶さんにお茶をくんであげる。これが仲間のカンにさわり、リーダー格の石井英子さんからビンタをもらう仕儀となった。しかしその現場を目にした勤続十五年の大姐御山野さんが翌朝からお茶をついで廻るに及んで、スト仲間は大動揺、やがて男性社員の態度を改めるということで、ストは円満解決した。経営見習いのため入社している田込産業の跡取り息子良助君は、ひまわりのような、晴朗で美しい節子さんに惹かれる。学校友達の弁慶さんをダシに誕生日のダンスパーティやらホテルの夕食やらに誘うが、節子さんはやはり庶民的で頼もしい弁慶さんがすきである。そのホテルで偶然目にふれた同僚井田幹子さんの自堕落ぶりを、節子さんは誰にも話さなかったが、赤新聞の暴露記事が問題化するや、幹子さんは逆に節子さんを中傷する。しかし、幹子さんの行状を知る人の話で、疑惑ははれた。良助君の求婚をことわり、彼女は大すきな弁慶さんの許へお嫁入りすることになった。